Wndows UpdateでWindows 10にアップグレードしようとしてもエラーになってしまい、アップグレード出来ない状況になっていませんか?
そんな方はWindows 10の「メディア作成ツール」を使ってアップグレードを試してみましょう!
- Windows 10へのアップグレードについて
- Windows Updateでアップグレードに失敗する原因
- Windows UpdateでアップグレードできないとWindows 10は使えないの?
- メディア作成ツールでWindows 10にアップグレードする方法
Windows 10へのアップグレードについて
Windows 7/8.1をご利用でWindows Updateで最新状態にアップデートされているパソコンには「Windows 10の予約プログラム」がインストールされており、パソコンのスペックがWindows 10の仕様を満たしていればWindows 10へアップグレードが行えます。
ただし、一斉に沢山のユーザーがアップグレードを行うと混雑してしまう可能性があるので、順番にWindows 10へのアップグレードが通知されるようになっていますので、アップグレードする準備が出来ていても直ぐにアップグレードできるとは限りません。
また、いつまでまってもアップグレードの通知が来なかったり、通知が来てアップグレードを行うとしてもエラーとなってアップグレードが行えなかった方も少なからずいらっしゃるようです。
(私は自慢するほど運が悪いので、自宅にあるパソコンの5台中3台が普通にアップグレード出来ませんでした 笑)
Windows Updateでアップグレードに失敗する原因
Windos 10へのアップグレードが出来ない原因は色々あり、全てを知ることはできませんが、代表的なものをいくつか挙げると
・ パソコン(ハードウェア)がWindows 10に対応していない
・ Windows 7/8.1より古いWindowsを使っている
・ Windows 7/8.1を使っているがWindows Updateで最新になっていない
などが基本的なもので、その他にもマイクロソフト社が提供するWindows essentialsが原因だったりとソフトウェア的な原因もあります。
上記のものは原因も明確でソフトウェア名もわかってればなんとか対処できなくもないですが、Windows Updateやアップグレード時の原因不明のエラーもあり、こうなると困ったものです ^^;
Windows UpdateでアップグレードできないとWindows 10は使えないの?
では、原因不明のエラーでWindows 10へのアップグレードが出来なかった場合にはWindows 10を諦めるしかないかというと、もちろんそんなことはありません。
ちゃんと他にもWindows 10へアップグレードする方法がマイクロソフト社から提供されています。
* 具体的なアップグレードの手順は次の項目でご紹介します
上記のマイクロソフトのWebページからWindows 10をインストールする「メディア作成ツール」がダウンロード出来ます。
このツールを使用するとWindows 10インストール用のUSBメモリやDVD-ROMが作成できますし、このツールを実行しているパソコンをWindows 10にアップグレードすることが出来ます。
通常のWindows Updateでのアップグレードでエラーが表示されてアップグレードできなかったパソコンもこの方法だとアップグレード出来る可能性がありますよ♪
実際私は自宅のパソコン3台をこの方法でWindows 10にアップグレードしました^^
安定してるし、順番待ちもなく自分の好きな時に余裕をもってできるのでお勧めです!
メディア作成ツールでWindows 10にアップグレードする方法
それでは早速今ご利用のパソコンをアップグレードする具体的な手順をご説明してきます。
1、 まずはマイクロソフト社のWebページからWindows 10の「メディア作成ツール」をダウンロードする必要があります。
下記のリンクからWindows 10のダウンロードページを開いてください。
開くと下記の画面が表示されます。
2、 Windows 10のダウンロードページを少し下にスクロールすると
「ツールを今すぐダウンロード(32 ビット バージョン)」
「ツールを今すぐダウンロード(64 ビット バージョン)」
の二つのボタンがあります。
32bitと64bitでどちらを選べば良いかかわからないという方は64bit版をまずは試してみるのが良いと思います。
64bit版でも殆どの32bit用のソフトウェアが動作しますし、今後はさらに32bit版から64bit版への移行が進むからです。
3、 Internet Explorerの場合には画面下に「実行または保存しますか?」のメッセージが表示されますので、今回は「実行」を選んでください。
ちなみに、「保存」を選ぶと指定の場所にメディア作成ツールのプログラムを保存することができ、次からはダウンロードしなくても保存したプログラムからメディア作成ツールが起動できます。
尚、32bit版のファイル名は「MediaCreationTool.exe」で64bit版は「MediaCreationToolx64.exe」です。
4、 上記で実行を選択した場合にはダウンロード後に自動的にメディア作成ツールが実行され、Windows 10 セットアップの画面が開きます。
・このPCを今すぐアップグレードする
・他のPC用にインストールメディアを作る
の二つが選択可能ですが今回は「このPCを今すぐアップグレードする」を選んでください。
もしメディア作成ツールを実行しているパソコンと違うパソコンをアップグレードする場合は「他のPCようにインストールメディアを作る」を利用します。
「このPCを今すぐアップグレードする」を選択し、マークがついたのを確認したら「次へ」をクリックしてください
5、 Windows 10のダウンロードや更新状況のチェック、アップグレードの準備が始まりますので、何もせずにじっと待ちましょう♪
6、 ライセンス条項が表示されたら、内容を確認後に「同意する」ボタンを押します
7、 またインストールの準備などが始まりますのでそのまま待ちます。
8、 インストールの準備ができると下の画像の確認画面が表示されます。
「引き継ぐものを変更」をクリックしてください。
9、 引き継ぐ項目を選ぶ画面が表示され
・個人用ファイル、アプリ、Windowsの設定を引き継ぐ
・個人用ファイルのみ引き継ぐ
・何も引き継がない
の3つから目的に合ったものを選べます。
特に理由がない限りは「個人用ファイル、アプリ、Windowsの設定を引き継ぐ」を選べばOKです。
引き継ぐ項目を選んだら「次へ」をクリックしてください。
10、 8の画面に戻ります。
ここから先は実際にインストールが開始され、パソコンはしばらく使えなくなり再起動も行われますので、作業中のものは保存し作業を終了してから「インストール」ボタンを押しましょう。
これでWindows 10のインストールが開始されます。
無事にWindows 10にアップデートできますように♪
[…] 法やISOファイル作成については <Windows 10をダウンロードしてアップグレードする方法> をご参考にしてください。 […]