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あまりお勧めはできませんが、以前はユーザーアカウント制御なんてなかったんだし、セキュリティソフトも用意してあるし、ユーザーアカウント制御(UAC)はいらない!って方もいらっしゃるかもしれません。
実は私も個人用パソコンではユーザーアカウント制御の通知は無しにしています。
また、Windowsのインストール後に沢山のアプリをインストールするときなどは一時的にユーザーアカウント制御(UAC)の通知は無しに設定し、アプリのインストールが終わったら設定を戻すなどしています。
そこで今回はユーザーアカウント制御(UAC)の確認画面(通知)の設定についてご説明しますので、メリットとリスクを良く考えた上で、上手に活用しましょう♪
ユーザーアカウント制御(UAC) とは?
ユーザー アカウント制御 (UAC) はアプリのインストールやパソコンの設定など管理者権限が必要な操作を行うときに、それをユーザーに通知することでユーザーの意図しない操作を防ぐためのWindows標準機能です。
例えば悪意のあるプログラムが勝手にスパイウェアやウィルスをインストールしようとしたり、セキュリティソフトを勝手にアンインストールしようとした時などにユーザー アカウント制御から確認画面が表示されるので、ユーザーはその自分の意図していない操作に気が付くことができ、拒否することも可能になります。
とても頼もしい番人なんです!
ただ、上記では悪意のあるプログラムの説明をしましたが、実際には自分(ユーザー)が意図して操作したアプリのインストールやアンインストール、設定でも片っ端から確認画面を表示する融通の利かない頑固者でもあります。
つまりセキュリティソフトと違ってユーザー アカウント制御 (UAC) は良し悪しの判断はしませんので、システムに影響がありそうな操作は全て通知する機能ということです。
その為、安全の為とはわかっていてもユーザー アカウント制御は面倒に感じることも少なくありません。
ユーザーアカウント制御(UAC)の設定方法
それではユーザーアカウント制御(UAC)の設定手順と設定内容をご紹介します
まずはスタートメニューからコントロールパネルを開きましょう。
①スタートボタンを左クリック
②スタートメニューの「コントロールパネル」を左クリック
コントロールパネルが表示されたら「ユーザーアカウント」を左クリックしましょう
ユーザーアカウントの設定画面にある「ユーザーアカウント」を再度左クリックします
*ユーザーアカウントの中に同じユーザーアカウントって混乱しますよね^^;
ユーザーアカウントの変更画面が表示されたら一番下にある「ユーザーアカウント制御設定の変更」を左クリックします
やっとユーザーアカウント制御設定の設定の画面にたどり着きました。
ユーザーアカウント制御の設定は4つのレベルから選ぶことができます。
上(1)が一番通知レベルが高く、下(4)だと通知を行いません。
通知内容をわかり易く表にすると下記のようになります。
*1 アプリがソフトウェアをインストールする場合、またはコンピューターに変更を加えようとする場合
*2 ユーザーがWindows設定を変更する場合
/ | 1 | 2 | 3 | 4 |
---|---|---|---|---|
*1 | ○ | ○ | ○* | X |
*2 | ○ | X | X | X |
* 2と3の違いは通知する際にデスクトップを暗転するかしないかです。
2は暗転し、3は暗転しません。
標準では2に設定されており、同じく2が推奨設定です。
1は定期的に新しいソフトウェアをインストールしたり、知らないWebサイトにアクセスする場合に推奨されています。
Windowsになれている方の場合には自分がWindowsの設定を変更する際に一々画面が暗転し確認操作をしないといけないのは面倒なので1にする必要はないと思いますが、Windowsに詳しくない方の場合にはユーザーアカウント制御が通知がされることによって自分の操作がシステムに影響を与える可能性があることを知ることが可能です。
3は2に設定しているときにデスクトップの暗転で問題があるときだけに使用します。
4はユーザーアカウント制御の通知を行いません。
インストール時にも一々ユーザーアカウント制御の「はい」を押す必要もなくストレスなく操作が行える一方、悪意のあるプログラムが勝手にアプリをインストールしようとしても気が付くことが出来ません。
設定方法は1~4のゲージ部分を左クリックし、通知レベルを設定したら最後に右下の [OK] ボタンを左クリックして設定完了です。
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