- Windows 10をご利用の方
- 一部のアプリの文字がはみ出したり画面が崩れる
特に高解像度のノートパソコンでは文字が小さくて見づらいため文字を大きく表示するように予め標準で設定されている場合もあります。
しかしアプリによっては文字サイズの変更に対応しておらず、文字サイズを大きくすることで画面に文字が収まりきらなくなったり、改行されて画面のレイアウトが崩れてしまう場合があります。
これは「ディスプレイ」の設定やアプリの「互換性」の設定を行い、文字サイズを標準(100%)にすることで改善される可能性があるので、今回はその設定方法をご紹介します。
尚、ディスプレイの設定ではWindows全てに対する設定で、アプリの互換性の設定はそのアプリだけに影響する設定です。
もし多くのアプリで症状が発生しているようでしらディスプレイの設定を行い、Windowsの設定は変えたくなく、特定のアプリだけ対処したい場合には互換性の設定を行ってください。
Windows全体の設定を変更する方法
多くのアプリで文字が収まりきらなくなっていたりレイアウトが崩れてしまうのはディスプレイの「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」を100%にすることで改善される可能性があります。
ここでは「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」の設定方法をご紹介していきます。
01 設定を開く > スタートボタン
まずはスタートボタンを左クリックしてスタートメニューを開きます。
02 設定を開く > スタートメニュー
スタートメニューが開いたら「設定」を左クリックします。
03 設定 > システム
設定画面が開いたら「システム」を探し左クリックします。
04
システムの画面が表示されたらまず左側のメニューが「ディスプレイ」になっていることを確認してください。
次に右側の画面で「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」の項目を探します。
下にあるスライダーでサイズの変更が出来るので、「100%」に設定してください。
これで設定は完了なのでアプリを起動し症状が改善されるか確認してください。
特定のアプリの設定だけを変更する方法
それではつぎは特定のアプリでの症状に対応するための互換性の設定をおこなう手順をご紹介します
01 プロパティを開く
設定したアプリを右クリックして一番下に表示される「プロパティ」を左クリックしてプロパティ画面を表示します。
02 互換性の設定
プロパティの画面が表示されたらまずは「互換性」のタブを左クリックします。
もし互換性のタブがない場合には残念ながらそのアプリの互換性の設定は行えません。
次に「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」を左クリックしチェックを入れます。
最後に [OK] ボタンを左クリックして設定を終了しプロパティ画面を閉じます。
これで設定は完了なので、早速アプリを起動し症状が改善されるか試してみてください。
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